会社紹介|お仏壇のよしまる
過去、現在、未来の永遠の時の流れの中で、
今、ここに生かされている私たち。
と”よしまる”は考えます。
この時、この場にある。という至福に深く感謝を捧げながら。
多くのご家族に、お仏壇をお届して117年の歴史を歩んできた”よしまる”。
私たちはこれからも 仏壇店の本分は何か、を見つめながら努力を重ねていきたいと願っています。
欲しいものは何でも手に入る。そんな時代だからこそ「心」を大切にしたい。

【お仏壇は日本人の心のふるさと】

日々の暮らしの中で、また人生の折々に、お仏壇に手をあわせて、先祖に語りかける。そんなゆかしい伝統を、長い時間をかけて私たち日本人は築き上げてきました。花を供え、水をあげて、み仏の救いに守られ、生かされている自分自身を感じながら、人々は毎日の生活をつむぎ続けてきたのです。

そして今、複雑化し、あわただしさを増した社会の中で、私たち現代人はときにストレスに押しつぶされて、自分の心さえも見失いそうになっています。あるいは、人類の歴史上かつてないほどに物質的な豊かさに恵まれているからこそ、精神的な貧しさが鋭い痛みとなって感じされるのかもしれません。”不安の時代”の今、切実に求められる心のよりどころ・・・・・。

お仏壇の前にぬかずき、一心にお経を唱えて、その功徳にすがる。また一日の無事を感謝して、心のぬくもりを感じ取る。科学技術が驚くべきスピードで発達している今日だからこそ、そんなゆとりの時間が何にも増して大切に考えられ始めています。先祖の供養という行為を通じて、私たち現代人は、遠い過去からの長い連なりの上にいる自己の存在を確かめ、心の奥底を謙虚に見つめ直そうとしているのかもしれません。

今、日本人の心の原点として、その価値を再認識されている。お仏壇。”よしまる”は、より多くのご家庭にお仏壇をお届することを通じて、日本の心の回復をわずかでもお手伝いしたいと考えているのです。

新しい発想に大きなロマンを求めて。

【100人と出会い、100軒の心ふれあう店舗を作りたい】

品質、価格ともに優れた”よしまる”のお仏壇をより多くのお客さまの身近にお届けしたい。そんな願をこめて当社ではネットワークの充実をはかり、100店舗体制の実現に向けて、着実に前進を続けています。だから今、”よしまる”がもっとも必要としているのは、100店舗を支える100人の人材です。
当社の考える”人材”とは、単なる従業員ではありません。ひとつの店舗を任されて、経営者の意識で仕事を開拓できる人こそが欲しいのです。いわば社長の”仲間”となるメンバーを求めているのであり、将来は各人が仏壇店のオーナーとして活躍できるように、大切に育てたいと考えています。

【喜ばれる仏壇販売のあり方を求めて。】

”よしまる”では、戸別訪問などの人海戦術による営業活動を一切行っていません。同じ品物なら必ず安い、という確信に基づいて、あくまでも商品力による営業に取り組んでいるからです。従って当社の販促活動では、チラシによる広告や、企画催事が主体となっています。企画催事は、初売り、お彼岸、お盆などの年間スケジュールにそって、各月のテーマが決められており、さらに週ごとにきめ細かく展開されています。
商品の魅力を幅広くお伝えして、ご来店いただいたお客様を対象に販売活動を行うわけですから、当社には大勢の末端社員は必要ありません。
ですから経営コストに占める人件費の割合は小さく、その分だけ販売価格を下げることができます。
低価格だから少数精鋭が可能になり、少数精鋭だから低価格が可能になる。この繰り返しによって”よしまる”は、お客さまに本当に喜ばれる仏壇店となっているのです。

よりよいお仏壇をより安く 心をこめてお届けするために。

【全国の産地より、選び抜かれた逸品ぞろい。】

”よしまる”でお買い上げいただいたお客さまの中には、いくつものお仏壇店を見て回り、熱心に研究をなさった方が少なくありません。品質の確かさと良心的な価格を十分に納得していただいたうえで”やっぱり、よしまる”と、当社をお選びいただいているのです。
もともとお仏壇の製造からスタートした当社は、商品を見る眼には絶対の自信を持っています。117年に及ぶ歴史は、全国に仕入れ網を広げ、よりよい品をより安く仕入れるシステムを確立しました。金仏壇は本場の京都はもちろん彦根、秋田、新潟、会津若松、名古屋、広島、高松、鹿児島、また地元である大川、八女の各地から、また唐木仏壇は最有力産地である徳島を中心に、静岡などからも仕入れています。

全国各地で実力のあるメーカーの発掘を心がけてきた当社には、魅力ある商品がそろっており、また仕入れシステムの合理化により、一層の低価格を実現しています。

【オリジナル・ブランド”古都(みやこ)も充実”】

永年の接客で得たお客様のニーズを、いち早く商品開発に反映させ、お客さまのご要望にきめ細かく対応したお仏壇をお届けするために”よしまる”ではオリジナル・ブランドの金仏壇”古都(みやこ)”を誕生させました。
古都(みやこ)シリーズは、木地、彫刻、空殿、金具、蒔絵の五種の作業、さらに塗装、仕上げのそれぞれの工程には、117年の伝統を誇る”よしまる”ならではの技術が生かされています。

【真心をこめたサービス体制】


自社専属の製造工場を持つ”よしまる”は、アフターサービスにも万全を期しており、安心してお買い求めいただけるシステムを整えています。
さらにお買換えのお客さまからお預かりした古いお仏壇の処理にも、”よしまる”は誠意を込めてあたっています。たとえひどく傷んでいても、新しい品以上に細心の注意を払って取り扱っております。お客様の目には決して触れない場で示される誠意こそが、”よしまる”の真心であり、サービスであると、私たちは考えております。

木地加工

木地とは、塗装前の素地そのものを指します。
丸太木材を仮材にして天然乾燥を施します。

この過程は木工製品造りには欠く事が出来ない重要な事柄です。
約5年6年、ものによっては10年の歳月を要して乾燥させ、その乾燥させた木材で荒木取りをし、更に人工乾燥をして、次に室内乾燥に移り、完全に乾燥したものを切削加工を施して仕上げて行く工程です。

彫刻作業

写真は、鳳凰を彫刻しているところです。
この他にもさまざまな彫刻を施します。方法はさまざまありますが、まず、素地に絵を描きそれを何工程もかけて仕上げていく訳ですが、長年の経験を要する工程です。


彫金作業

材質は、さまざまあり、真鍮や銅、あるいは銀や金など、工程も機械プレスや手打ちなどがあります。
写真は、ご覧のように手打ちで紋様を描き出す高度な技術を要する方法です。

宮殿組立

宮殿も同じような過程を経て、写真にありますようにマス組みなど細かな部品を造ります。
そして極めて繊細な設計のもと写真のように組み立てて行く工程です。

箔押作業

極めて薄い純金箔を仕上がった各部に押す過程です。
この仕事場は完全無風で全く清められた場所でなければ良い箔押しを出来ないといっても過言ではありません。
もしほこりなどが付いたりしますと箔面がデコボコになってしまいます。
また風などに金箔が吹かれますときちんと押せません。
それゆえに金箔師、漆師、蒔絵師は高度な技術と共に仕事場の環境に神経を使って行う作業をしています。

漆塗り

仕上がった木地に対し写真でご案内のように漆を塗っていく作業です。
何回も塗って仕上げる訳ですが、この工程の技術は大変難しく木地の仕上がりが要になります。
木地が粗雑だったりデコボコだと仕上がりに影響を及ぼすのです。木地職人を塗職人がピッタリと息を合わすことが品質の良さを決めるのです。

蒔絵加飾

漆塗りの過程を経て次に蒔絵工程に移ります。
この蒔絵の技術は誰でも出来る訳ではありません。
生まれ持った才能に加え何年もの修業を積んではじめて写真のような仕事が出来るようになるのです。その意味でも貴重な技術であり工程となります。

組立作業

最終組み立ては、こうして何人もの熟練した工人が造った各部品を写真でご案内のように手袋をはめ、最大限に神経を研ぎ澄まし、極めて慎重に組み立てて行きます。

こうして仕上がった作品を綿や布などで大切に包み、最終梱包を施してご注文主にお届けする訳です。

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